名古屋で大評判の「海老(えび)づくし」…素材のうまみを引き出したえびせんべいです
2025年2月7日(金)9時22分 読売新聞
海老づくし
海老づくし
車えびと甘えび、ぼたんえび、赤えびを独自の製法で焼き上げ、素材そのもののうまみを引き出したえびせんべいの詰め合わせだ。
パリッとした食感が心地よい
「車えびあられ焼き」は職人が鉄板の上で一匹ずつ丁寧に焼く。車えびの濃いうまみと、塩焼きのような香ばしさが口いっぱいに広がる。「甘えび姿焼き」は生きたまま下処理し、半身にした後、鉄板に挟んでプレスする。パリッとした食感が心地よい。
名古屋市熱田区に本店を構える「桂新堂」は、えび菓子の老舗。1866年(慶応2年)、えびが豊富な伊勢湾を望む知多半島の大野湊(現常滑市)でえびせんべいを作ったのが始まり。以来、製法に工夫を凝らしながら、えび自体が持つ可能性を追求している。
「ちょっとぜいたくしたい時の自分用に」
「桂新堂」広報担当の中村千里さん
「どのえびせんべいも、お茶だけでなく、ビールや日本酒、白ワインにもよく合います。大切な人への贈り物はもちろん、ちょっとぜいたくしたい時に自分用に買われるのをおすすめします」
お取り寄せ
2カップと11袋入り3780円(税込み、送料別)。注文はウェブサイトで。
全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。