東北や北陸などで断続的に強い雪 山沿いを中心に積雪が増加

2025年2月9日(日)11時30分 ウェザーニュース

2025/02/09 10:50 ウェザーニュース

寒波の峠を越えたものの、まだ上空には強い寒気が残っています。北日本から北陸の内陸部、山沿いを中心に活発な雪雲がかかり、積雪の増加には引き続き警戒が必要です。

落雪や雪崩に十分な注意を

一連の寒波で2回目となるピークが過ぎ、西日本の雪は昨日までに比べると落ち着きました。ただ、北日本の上空には寒気の流れ込みやすい状態が続いていて、東北や北陸の内陸部では雪の強まっている所があります。
10時までの6時間の降雪量は福島県檜枝岐村・桧枝岐で20cm、群馬県みなかみ町・藤原で15cm、青森県青森市・酸ケ湯では12cmを観測しました。桧枝岐の積雪は250cmで、ここまで増えるのは3年ぶりです。
午後も雪の降りやすい状況は継続し、山沿いを中心の積雪の増加が予想されます。今後24時間で東北南部や北陸、関東北部の山沿いでは20cm以上、局地的には30cm以上の雪が積もる見込みです。
一連の寒波で積雪が急増している地域では、屋根からの落雪の危険性が高まっていますので、除雪作業の際は十分に注意をしてください。また、山間部では雪崩の発生にも注意が必要です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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