九州の空に「ハロ」が出現 この後は西から雨が降り出す
2023年2月12日(日)14時25分 ウェザーニュース
2023/02/12 14:21 ウェザーニュース
今日12日(日)は穏やかに晴れているところが多くなっています。
ただ、九州では午後になって薄雲が広がり、「ハロ」が現れてきました。これは天気下り坂のサインで、この後は西の地域から雨が降り出す見込みです。
「ハロ」とは
ハロは、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
九州は夜には本降りの雨に
12日(日)21時の雨雲の予想
大陸から接近する前線に伴う雨雲が、すでに九州の西の海上に見えています。今後は前線の東進とともに、西の地域から雨が降り出す見込みです。
夜には九州の全域で本降りの雨となり、局地的に強まるおそれがあります。沿岸部では風も強まって横殴りの雨になることがあるため、早めの帰宅が安心です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)