九州北部と四国で春一番 一部で南風が強まる

2019年2月19日(火)15時24分 ウェザーニュース


2019/02/19 17:19 ウェザーニュース

今日19日(火)は低気圧が九州北部付近を通過し、一部で南よりの風が強まっています。福岡管区気象台は九州北部に春一番が吹いたと発表しました。去年に比べると5日遅い発表です。
また、高松地方気象台は、四国に春一番が吹いたと発表。こちらは、去年に比べると9日早い発表です。

各地の最大瞬間風速は福岡で8時35分に14.5m/sを観測したのを始め、長崎で16.0m/s、熊本県八代で19.1m/sなど沿岸部を中心に15m/s前後まで強まりました。
また、雨が降っている割に気温は高く、福岡は22.7℃、長崎は今年最も高い19.0℃まで上昇しています。
この後、活発な雨雲は東に離れ天気は回復に向かいます。ただ、風向きは西〜北西へと変化しそうです。極端な気温の変化はないものの、少し風に冷たさが出てくるかもしれません。

春一番とは?

春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7〜8m/sが一つの目安になります。
春一番が吹いた日は、気温が上昇。翌日は西高東低の冬型の気圧配置となり、寒さが戻ることが多い傾向にあります。
(地名) (基準)
九州南部   8m/s
九州北部   7m/s
 四国  10m/s
 中国  10m/s
 近畿    8m/s
 東海    8m/s
 北陸  10m/s
 関東    8m/s
※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。


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