南岸低気圧が明日以降再び通過 関東平野部は雪ではなく雨

2024年2月28日(水)15時50分 ウェザーニュース

2024/02/28 15:46 ウェザーニュース

明日29日(木)から3月1日(金)にかけて本州の南岸を低気圧と前線が通過し、広い範囲で雨が降ります。東日本や東北の山沿いではまとまった雪になるおそれがあるので注意が必要です。

29日(木)は西から雨エリアが拡大

今夜から明日にかけて東シナ海に前線と低気圧が発生し、本州の南岸を東に進みます。この低気圧と前線の影響で九州では明朝から雨が降り、低気圧・前線の東進に伴って雨のエリアも次第に東に拡大、午後には近畿でも雨が降り出し、夕方から夜にかけて中部や関東も雨や雪が降りだす予想です。
南岸低気圧は関東に雪を降らせることがありますが、今回は低気圧が陸地の近くを通過するために上空の寒気が北上します。そのため、ウェザーニュースの予想では平野部は雪ではなく雨で経過するところがほとんどとみています。

1日(金)の朝は関東南部で強雨のおそれ

1日(金)朝には低気圧が関東の南岸を通過し、東北〜東日本の広い範囲で雨や雪が降る予想です。低気圧に近い静岡県や伊豆諸島を含む関東南部では朝の通勤時間帯が雨のピークで、一時的に強まる雨や雷雨に注意が必要です。
一方、甲信や東北の高標高エリアでは湿った雪になり、25日(日)のような大雪となるおそれがあります。
低気圧の進路や速度についてはまだ不確実性があるので、こまめに最新の予報を確認するようにしてください。

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