関東は連日の花粉大量飛散 累計は昨年同時期の5倍近くに
2023年3月1日（水）10時45分 ウェザーニュース
2023/03/01 10:49 ウェザーニュース
今日3月1日(水)の関東は午前中から花粉の飛散量が多くなっています。ここ数日の強風や気温の上昇によって大量飛散が続いており、累計の飛散数は昨年同時期の5倍近くに達しました。
午後は風が強まって飛散が増えるおそれ
昨日は4月並みの暖かさに加えて強い風が吹いて、南関東を中心に花粉が大量に飛びました。今日は風が収まったものの、朝から気温が高く、飛散量の多い状況が続いています。
ウェザーニュースが独自に設置している花粉観測機、ポールンロボによる10時までの飛散状況をみると、東京都や神奈川県、千葉県の一部ではすでに「非常に多い」ランクに到達している状況です。
午後は日本海を南下する前線の影響でやや風が強まる予想で、午前中よりも花粉が飛びやすくなる可能性があります。
花粉シーズンはまだ始まったばかり
東京の花粉数の累計
東京の2月1日からの累計の花粉飛散数はここ数日で大きく跳ね上がりました。昨年同時期に比べると5倍くらいの多さになっています。これから3月下旬にかけてピークを迎える予想で、シーズンの花粉総数は昨年の1.2〜1.5倍に達する予想です。
大量飛散が続いているとは言え、今シーズンに予想される全体の飛散数からすると、まだ1〜2割程度が飛んだに過ぎません。今後も晴れて風が強まる日や雨の翌日などを中心に、花粉の飛びやすい状況が続くとみられます。
外出時の対策や、帰宅時に室内に花粉を持ち込まないなどの工夫が欠かせません。
関連記事（外部サイト）
