東北から北陸で雪や雨が強まる 明日にかけて山沿いは雪崩に注意
2024年3月3日（日）15時30分 ウェザーニュース
2024/03/03 15:33 ウェザーニュース
今日3月3日(日)は低気圧や前線の影響で東北から北陸を中心に雪、雨の強まっている所があります。明日4日(月)にかけて断続的に雪や雨が降り、山沿いを中心に積雪が増加する見込みです。雪崩などに注意が必要です。
内陸部で強い雪 北陸では20m/s超の強風
低気圧や前線に伴う活発な雲が東北から北陸に広がっていて、雪や雨を降らせています。東北の内陸部を中心に雪が強まっていて、15時までの6時間の降雪量は山形県西川町・大井沢と青森県深浦町で16cm、秋田県湯沢市・湯の岱で15cmを観測しました。
東北沿岸部や北陸の平野部は雨の所が多く、発達した雲が通過するタイミングでは雷を伴っている状況です。
また、前線の南側にあたる北陸を中心に風も強く吹いていて、15時までの最大瞬間風速は新潟県佐渡市・相川で24.4m/s、石川県羽咋市では21.9m/sを観測しています。
日本海側の広い範囲になだれ注意報
低気圧が東に抜けたあとも天気が回復とは行きません。上空の寒気を伴った気圧の谷が進んでくるため、明日4日(月)の未明から昼頃にかけて北日本の日本海側や北陸では雪雲、雨雲が発達しやすくなる予想です。
これから明日午後までの積雪の増加量は、東北、北陸の山沿いで最大30cm以上に達する予想となっています。
山間部ではここ数日で急激に積雪が増加している上に、さらに雪が積もるため雪崩の危険性が高まっている状況です。15時の時点で日本海側を中心になだれ注意報が発表されています。雪の管理が行われていないような危険な所には入らないようにしてください。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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