北海道の1か月予報と桜開花予想 気温は高め 桜の開花も早く

2021年3月4日(木)19時10分 tenki.jp

向こう1か月は、1週目は日本海側で雲が広がりやすいですが、2週目以降は曇りや雪または雨の日が少ないでしょう。平均気温は平年より高い見込みです。前回の1か月予報から春の訪れが早い傾向に変化はなく、桜の開花も平年より早くなりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(3月6日〜3月12日) 太平洋側やオホーツク海側は広く晴れる

寒冷前線が通過する影響で、明日(5日)の夜から明後日(6日)にかけては天気が崩れるでしょう。はじめは雨で降る所が多くなる見込みです。次第に雪に変わっていくでしょう。7日以降は、日本海側では雲が広がりやすいですが、太平洋側やオホーツク海側では晴れる日が多く、天気の大きな崩れはなさそうです。晴れるため放射冷却現象が効きやすく、最低気温は平年並みか低い日が多くなる見込みです。最高気温は平年並みか高い日が多くなるでしょう。朝晩と日中との気温差が大きくなる見込みです。路面状況の変化や体調管理に注意して下さい。

2週目(3月13日〜3月19日) 高気圧に覆われやすい

高気圧と低気圧が交互に通る季節の変わり目らしい気圧配置となりますが、高気圧に覆われやすい見込みです。日本海側は平年に比べると曇りや雪または雨の日が少ないでしょう。オホーツク海側と太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。2週目は1週目の後半と同様、割合穏やかに経過するでしょう。平均気温は平年より高い確率が60パーセントで、雪解けが急速に進みそうです。

3〜4週目(3月20日〜4月2日) 周期的に天気が変わる

北海道の春は順調に訪れるでしょう。高気圧と低気圧が交互に通過することで天気は数日の周期で変わる見込みです。平均気温は平年より高い確率が60パーセントで、引き続き気温が高めの状態が続くでしょう。一雨ごとに季節の歩みが実感できそうです。

桜の開花予想 平年より一週間前後早い

本日4日、日本気象協会は「2021年桜開花予想(第4回)」を発表しました。北海道の桜の開花は平年に比べて一週間前後、昨年と比べても3日前後早い所が多くなりそうです。北海道は気温は平年並みか高い見込みで、花芽の生長は順調に促される事が予想されています。
桜前線は青森市で4月16日に到達した後、松前で4月22日、函館で4月24日などおよそ一週間かけて北海道に上陸、その後平年より一週間ほど早いペースで北上します。ちょうど大型連休中には満開の桜が楽しめる所が多く、道東でも5月上旬には開花となるでしょう。

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