【伝説のシェフが教える】料理初心者がイタリア食材を買うときの重大盲点

2024年3月7日(木)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【伝説のシェフが教える】料理初心者がイタリア食材を買うときの重大盲点

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「食事は、週7で外食か弁当」「家族に任せっぱなし」「いざ作っても、正解がわからない!」──便利な時代になろうと、現代人の料理の悩みは尽きません。自炊上手になれば、自分の好きな味を食べられ、家計節約、健康管理もできるなどいいことずくめ。それをわかっていても、料理を始めるきっかけが作れない人も多いでしょう。少ない材料で作れる/時短/ボリューム満点と3拍子そろったイタリア料理こそ、自炊の突破口だと提案するのが『プロの味が最速でつくれる! 落合式イタリアン』。本書は、料理人人生60年のイタリア料理の伝説シェフ・落合務氏の集大成にして入門レシピ本。ひとりでも家族でも作りやすいパスタ、肉料理、野菜レシピ、ドルチェまで56品を紹介。プロのシェフとして、ときに家庭人として、同じ料理を何度も作ってきた百戦錬磨のコツを教わります。

Photo: Adobe Stock

高いオリーブオイルを買うよりも大事なこと

 オリーブオイルは、やっぱりエキストラバージンがいい。家庭では小瓶を買うことをすすめます。

 封を開けて長期間置くと、酸化して風味が落ちるんです。小瓶を早めに使いきったほうが、料理はだんぜんおいしくできます。

 パルミジャーノチーズは、パスタはもちろん、煮込み料理やサラダ、目玉焼きの上にシャッシャッとすりおろすと、うまみがグンと増す。パルミジャーノは万能調味料です。

 できれば粉になったものではなく、かたまりを買ってほしい。使いたい分だけすりおろして使って、残りはラップできっちり包んで冷蔵庫へ入れておけば1年ぐらいもちます。かけらをそのまま食べれば、つまみにだってなる!

 ハーブも、ちょっと使うことで料理がレベルアップする食材。ただ安くないし、1パックを使いきれなかったりするでしょ。そこでおすすめなのが、鉢植えを買うこと。

 バジルのような1年草はその年限りだけど、ローズマリー、ローリエといった宿根草は長持ちするし、ベランダで育てることができる。使うときにハサミでチョキンと切ってくればいいわけさ。実際、僕も家のベランダでローズマリーとローリエを育てています。もちろん庭があれば植え替えてもいいんだよ。強い植物だから、もしゃもしゃに育ってくれます。

(本稿は書籍『プロの味が最速でつくれる! 落合式イタリアン』の一部抜粋・編集したものです)

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