西日本は虹色現象ラッシュ 天気下り坂のサイン

2020年3月9日(月)11時0分 ウェザーニュース


2020/03/09 10:54 ウェザーニュース

大分県で見られたハロと上部タンジェントアーク(9日9時30分頃撮影)
今日は西から前線が近づいているため、九州や中国四国地方では上空の高いところに雲が広がってきています。
この雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折して、ハロやタンジェントアークなどの虹色現象がたくさん見られています。

さまざまな虹色現象

◆ハロ
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロ・日暈(ひがさ)といいます。上空の薄い雲が太陽にかかった時に見えます。
◆アーク
太陽を中心として現れる虹色のラインで、できる位置で形や名前が変わります。
◆幻日
太陽の横で虹色に輝く現象です。片方だけ見られる時もあれば、両脇に現れることもあります。
朝や夕方など、太陽の高さが低くなる時に見られやすくなります。
※外接ハロ
雲を作る氷の結晶の向きが揃って浮かんでいる時、さらに太陽高度が高い時にしか見ることができない、ちょっぴりレアなハロ。太陽を囲む楕円形になり、上の端と下の端がハロと接しています。

天気下り坂 九州では夕方以降は雨に

午前中は薄雲が広がる程度で日差しが届きます。しかし、天気は下り坂で、だんだんと雲が厚くなり、九州では夕方以降は雨が降り出すところがあります。
洗濯物を外干ししている方は、空模様の変化に注意してください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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