週末にかけ全国的に荒天 太平洋側で非常に激しい雨 東北や北海道は警報級大雪の恐れ

2022年3月17日(木)18時0分 tenki.jp

18日(金)は、低気圧が発達しながら、本州の南岸を東北東へ進む見込みです。沖縄、九州から関東にかけて、太平洋側を中心に雨や風が強まり、大荒れの天気になる所もあるでしょう。また、19日(土)からは東北や北海道で、警報級の大雪となる恐れがあります。

18日(金) 沖縄、九州〜関東 太平洋側で雨風強まる

18日(金)は、低気圧が発達しながら、本州の南岸を東北東へ進む見込みです。
九州から関東にかけては、低気圧の接近に伴って雨や風が強まり、荒れた天気になる恐れがあります。
特に、太平洋側ほど発達した雨雲がかかりやすくなります。
南西諸島や、九州や四国などでは1時間に50ミリ以上の雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
土砂災害や、低い土地の浸水、河川の増水などにご注意ください。
18日(金)18時までの24時間に予想される雨量 (いずれも多い所)
九州南部 200ミリ
沖縄地方 120ミリ
奄美地方 100ミリ
関東も18日(金)は、午前中から雨雲がかかりやすく、午後は次第に本降りの雨になりそうです。
夕方から夜の帰宅時間帯は、雨や風のピークとなりそうです。丈夫な傘やレインブーツなどがあると良いでしょう。
また、山沿いの積雪の多い地域では、雪崩が発生しやすくなります。雨や雪解けによる融雪洪水などの恐れもありますのでご注意ください。

19日(土)〜20日(日) 東北や北海道で警報級の大雪の恐れ

19日(土)は、低気圧が三陸沖を北上しながら急速に発達し、20日(日)にかけて、さらに発達を続け、千島近海を北上する見込みです。
東北や北海道は広い範囲で湿った雪が降り、東から北東の風が強まり、猛吹雪になる所もありそうです。特に、北海道の東部や東北の太平洋側では、短時間で一気に雪が降り積もりそうです。低気圧が予想以上に発達した場合は、警報級の大雪となる恐れがあります。
大雪による交通への影響や、屋根からの落雪、農業用ハウスなどの倒壊に注意、警戒してください。
湿った雪となるため、電線への着雪などにも注意が必要です。
昨夜、震度6強の地震を観測した東北では、地震後の復旧作業などに追われる頃だと思いますが、週末にかけて荒れた天気が予想されます。地震で地盤が緩んでいるため、しばらくの間は土砂災害に警戒が必要です。なるべく安全な場所で過ごすようにしてください。

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