関東 春なのに2週間 広く雨なし

2018年4月5日(木)14時8分 tenki.jp

関東では、しばらく広い範囲で雨が降っていません。関東全域で、最後に0.5ミリ以上の雨が降ったのは、3月22日でした。週末は、久しぶりに広い範囲で傘の出番となりそうです。

広い範囲で しばらく雨が降っていない

「春に三日の晴れなし」という言葉があるように、通常ですと、春は周期的に天気が変わり、晴れたり雨が降ったりを繰り返す季節です。ただ、関東では、今年の春はちょっと違います。関東の広い範囲で、最後に0.5ミリ以上の雨が降ったのは、3月22日。23日以降は、所々で雨が降った日もありましたが、茨城県南部や千葉県北西部・北東部、群馬県北部、埼玉県の山沿いでは「22日の雨が最後」という所が多くなっています。

東京都心も 記録的に雨なし

東京都心では、最後に雨が降ったのは、3月24日。25日から4月4日まで、11日連続して雨が降っていません。3月下旬〜4月上旬に、東京都心でこれだけ雨が降らなかったのは、観測史上初めてのことです。
さらに、時間単位でみても、これだけ雨が降っていないのは、記録的です。東京都心では、4月5日14時で、雨が降っていない時間が300時間になりました。年間を通しても、300時間以上雨が降らなかったのは、2013年1月14日2時までの322時間以来、5年ぶりです。

雨が降らなかった理由は? 次の雨は?

関東の広い範囲で、これだけ雨が降らなかった理由は、本州付近が高気圧の通り道になる日が続いたから。ただ、関東でも、いよいよ傘の出番となりそうです。5日夜遅く〜6日朝は、関東の所々で雨が降り、7日の朝は広い範囲に雨雲がかかるでしょう。空気が潤って、春の植物の生長を潤す雨となりそうです。

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