北日本や北陸で霰(あられ)や雹(ひょう) 通勤・通学時間帯を直撃

2025年4月16日(水)9時0分 ウェザーニュース

2025/04/16 09:05 ウェザーニュース

石川県七尾市からの投稿


今日16日(水)は北日本や北陸では大気の状態が不安定となり、雨や風が強まるほか、霰(あられ)、雹(ひょう)にも注意が必要です。
今朝、通勤・通学時間帯に霰(あられ)や雹(ひょう)が強く降っているところがありました。一旦止んでも、再び降る可能性があるため引き続き注意してください。

今日いっぱいは大気の状態が不安定

低気圧の影響で北日本や北陸では雨や雪が降っています。この低気圧は上空約5,500mに−24℃以下という非常に強い寒気を伴っていて大気の状態が不安定になっています。
そのため、霰(あられ)や雹(ひょう)が降り、路面に積もっている報告も寄せられています。
霰(あられ)や雹(ひょう)が路面に積もると非常に滑りやすくなります。午後は雨や霰(あられ)の降る所が縮小していく予想ですが、空の変化にご注意ください。

霰(あられ)や雹(ひょう)の違いは「大きさ」

氷の粒の直径が5mm未満のものが「あられ」と呼ばれ、5mm以上のものを「ひょう」と呼んでいます。
霰(あられ)や雹(ひょう)は発達した積乱雲の中で作られます。
最初は小さな氷の結晶ですが、積乱雲の中で入り乱れている強い上昇気流と下降気流によって上下運動を繰り返し、雲の中にある細かい水や氷の粒が付着することで、氷の結晶は大きくなります。
これが繰り返されてある程度の大きさになると上昇気流よりも落ちる速度の方が大きくなり、氷の粒のまま地表に降り落ちてくるのです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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