【社会人野球】元ヤクルトの館山昌平氏が率いるマルハン北日本カンパニー硬式野球部が本拠地・仙台で発足会見
2025年4月24日(木)19時45分 スポーツ報知
発足会見を行ったマルハン北日本カンパニー硬式野球部「GIVERS」(カメラ・秋元 萌佳)
パチンコ事業や観光事業を展開する株式会社マルハンの北日本カンパニー硬式野球部「GIVERS(ギーバーズ)」は24日、仙台市内で発足会見を行った。
「GIVERS」というチーム名には「得るよりも多くを与え続ける」という意味が込められている。野球熱が高く、北日本カンパニーの管轄内で政令指定都市という条件などが加味され、仙台市が本拠地として選ばれた。初代監督には元ヤクルト投手の館山昌平氏が就任。2度のセレクションを経て、約300人以上の選手から選ばれた23人で活動する。
選手たちは午前中に3時間から3時間半練習に励み、午後は宮城県内の4店舗で勤務。野球教室や地域のイベントにも参加し、地域との連携を高めていくつもりだ。9月中旬には名取市内に球速や回転数などが測定できるラプソード完備のブルペンや打撃レーン、低酸素状態でウェートトレーニングができる施設などを兼ね備えた室内練習場が完成予定で、YouTubeチャンネルやファンクラブも創設していく。館山監督は「大学時代に主力だった選手はほぼいないけれど、気持ちが強い子や、数値から伸びると思った選手を集めた。自分たちのメソッドを選手を使ってどんどん開示していきたい」と積極的にマルハン流の育成術を発信していくつもりだ。
チームの目標は3年で全国4強、5年間で都市対抗大会ならびに日本選手権で優勝することだ。今後は5月2日からJABA新潟大会、5月31日から都市対抗野球の宮城県一次予選に出場する。初代主将となった秋田出身の安保勇咲内野手(22=亜大)は「若さを生かして常に挑戦し、成長していきたい。旋風を巻き起こせるよう、名前の通り、多くの方々に感動や勇気、喜びを与え続けることができるチームになっていきます」と誓った。(秋元 萌佳)
◆26日にお披露目イベント
○…26日にはSLOT仙台一番町店(仙台市青葉区)でPRブースのお披露目イベントも行われる。館山監督や選手8人が来場し、先着50人に館山監督の直筆サイン入りオリジナルTシャツがプレゼントされる。