藤岡ボーイズ、つなぎの野球で勝利! 団結力みせた!!…関東ボーイズリーグ大会
2025年4月26日(土)7時0分 スポーツ報知
6回1死一、三塁から左前にタイムリーを放つ飯塚主将
◆メニコン杯第28回日本少年野球 関東ボーイズリーグ大会 ▽2回戦 藤岡ボーイズ(群馬)6—5仙台育英学園秀光ボーイズ(東北中央) ▽3回戦 藤岡ボーイズ5—0県央宇都宮ボーイズ(栃木)(4月19日、群馬・神流川グラウンド)
中学生の部で東北・関東甲信越の177チームが参加する最大規模のトーナメントのメニコン杯第28回関東ボーイズリーグ大会は雨天のため13日から順延された2回戦(64試合)、3回戦(32試合)が19、20日に行われ、ベスト32が決まった。藤岡ボーイズ(群馬)は3回戦を突破した。27日に4回戦、5回戦が行われベスト8が決まる。
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ここぞの場面で団結力が発揮された。藤岡は2回戦で仙台育英学園秀光を僅差で退けると、県央宇都宮との3回戦では6回にビッグイニングだ。
両チーム無得点の6回、出塁した佐藤を1番・竹林が送って、鈴木の右翼線三塁打で先制。1死一、三塁で4番・飯塚主将は「1点取って後ろにつなごうと思った」と左前適時打。その後も打線がつながり、2死満塁から2年生の代打・松村の右前タイムリーで2点を加え、打者10人で5点を奪った。
どん底を経験した。隅田川睦紘監督(45)が「強豪チームとばかり練習試合を組んだ」。負けが続き、チームはバラバラに。そこで飯塚主将は「どんどん声をかけて話し合った」。会話を重ね、お互いの理解も深まった。指揮官は「エラーした選手が守ってくれた選手に『ありがとう』と言っていた。いい変化です」と話した。
先発の竹林は5回を2安打無失点。「最後まで投げきるつもりでした」と胸を張る。昨年まで背番号11だったが、今年は「2番」を背負う。U15侍ジャパン主将で世界一に輝いた主将・新井悠河(前橋育英)から託された番号だ。憧れの先輩同様、遊撃手兼投手を務める竹林は「一戦一戦、全力プレーで戦う」と誓う。
【藤岡ボーイズ・登録メンバー】※は主将
▽3年生 ※飯塚櫂、高木新太、竹林健人、小菅徹将、高橋颯翔、松村希、山口樟太、関一心、鈴木大翔、塚越大翔、内田創大、佐藤健人、清水颯馬、井上歩輝、吉田勘太、野崎美空翔
▽2年生 小須田悠乙、金森士歩、川本行真、松本大獅、門倉碧、今松旺輔、大山龍輝、諸星瑛大、高原悠禅、