黄砂の影響で低空が霞む 今夜にかけて次第に解消
2024年4月19日(金)8時0分 ウェザーニュース
2024/04/19 07:57 ウェザーニュース
今日4月19日(金)も黄砂が日本列島の上空に滞留していて、景色が少し霞んでいるところがあります。
大陸からの新たな飛来は見られず、今夜にかけて解消傾向と予想されていますが、今日は高気圧の影響で低空に黄砂等の粒子が留まりやすい状態となるため、空の霞んだ状況が続きそうです。
低空のかすみが続く可能性
今週16日(火)頃に通過した気圧の谷に伴って大陸から飛来してきた黄砂が、一昨日17日(水)から連日観測されています。その後は上空の風が弱まっていたため、日本列島の上空に滞留している状況です。大陸からの新たな飛来は見られていません。
今日19日(金)は次の気圧の谷の通過に合わせて上空の風が強まるため、黄砂は次第に消散する見通しです。ただ西日本を中心に地表付近は風が弱く、高気圧の影響で対流が抑制されることで、空の低いところで黄砂を含む粒子が滞留しやすい状況が続く見込みです。今日いっぱいは低い空の霞んだ状態が続く可能性がありそうです。
影響の気になる方は洗濯物の外干し等はお控えください。また、花粉症や呼吸器などの疾患がある方は、黄砂によって症状が悪化する可能性がありますので引き続きご注意ください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)