佳子さま “華麗なる一族”が集う会合にご出席…美智子さまも後押しする“婚活”が始動

2024年4月23日(火)11時0分 女性自身

中央省庁が林立する東京・霞が関。この一角にそびえる地上36階建てのビルを、上皇ご夫妻や秋篠宮ご夫妻とともに佳子さまが訪問されたのは、4月13日のことだった。


「この日上皇ご夫妻は、ビルの高層階に入る『霞会館』で開かれた島津家ゆかりの会合におしのびで出席されました。秋篠宮ご夫妻と佳子さまも同席されています。上皇ご夫妻も旧知の方々と久しぶりに語らわれ、楽しまれたご様子だったと伺っています」(皇室担当記者)


島津家は鎌倉時代から700年以上、現在の鹿児島県にあたる一帯を治めた大名。明治維新の中心となった薩摩藩主として、島津家は本家や複数ある分家も、明治以降の貴族階級にあたる華族に列せられた“華麗なる一族”の1つだ。


上皇さまは母方の祖母が島津家出身で、妹の島津貴子さんが分家の佐土原島津家に嫁いでいることもあり、長年美智子さまとともにこの会合に足を運ばれてきた。


「上皇ご夫妻が臨席されたのは、島津家ゆかりの人々が一堂に会し、2年に一度開かれる定例の会合です。島津家のほかにも、徳川宗家など旧華族が、多いときは200人近く出席し、旧交を温める場となっています。しかし今回、秋篠宮ご夫妻ばかりか、佳子さままでご一緒に霞会館で催される社交の場に出席されたことには驚きました。


分家の1つである玉里島津家には、愛子さまのお相手候補として名前が挙がったこともあるお子さんがいます。彼は佳子さまの2歳年上で、幼稚園から大学まで学習院。現在は大手銀行に勤務していますが、親族には旧皇族もいることもあり、“13日の会合は佳子さまとのお見合いだった”という報道もありました。


またこれまでも佳子さまは、富士急行グループの創業家である堀内家の男性との“交際”が報じられたこともありましたが、こうした場に足を運ばれたのは初めてのこと。そうした経緯もあって、“いよいよ佳子さまの婚活が本格的に始動したのか”と宮内庁内でもちきりとなっています」(宮内庁関係者)


29歳の佳子さまが始められた旧華族の子弟たちとの交流。今後はいわば“婚活パーティ”ともいうべき、社交の場へと発展していくとみられている。そもそも霞会館は、限られた人々のみが立ち入れる場所だ。


前出の皇室担当記者は、


「霞会館には、高級ホテルのようなラウンジやレストランがあり、会員たちが交流する場となっています。霞会館の会員資格は、旧華族などの当主と、将来当主となる成人の長男にあるとされます。原則、会員の夫人や令嬢以外は、会員の許可がなければ施設を利用できません。また霞会館の会員は、歴代侍従長を輩出し、現在の上皇女官長も島津家ゆかりの方が務めています。名実ともに“皇室を支える”という意識が強い組織なのです」


■姉の結婚で上がった“お相手”のハードル


その一方、皇室の方々の人間関係を広げる場にもなってきたという。元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんはこう話す。


「華族の親睦団体だった華族会館が前身で、戦後は霞会館と改称しましたが、現在も“皇室の藩屏”といえる団体です。歌会始の儀で進行や発声を執り行う『披講会』などをはじめとして、公家が担ってきた伝統文化の継承を使命として受け継いでいる会員もいます。皇室との関係の近さから、一般の国民よりも皇室のことを知り、理解もあるので、皇族と結婚したり、結婚相手の候補となった人は何人もいます」


学生時代の自由な恋愛の延長で結婚された秋篠宮ご夫妻。眞子さんと佳子さまに対しても、ご自身と同じようにお相手を探すように教え示されてきたというが、前出の宮内庁関係者はこう続ける。


「しかし眞子さんの結婚は国民の大多数から理解や祝福を得られず、行事なども実施されない前代未聞のものとなりました。眞子さんの“失敗”を繰り返さないよう、秋篠宮ご夫妻も佳子さまも国民に理解される結婚を意識されているはずです。


かつては黒田清子さんも結婚前に霞会館の会合に何度か参加し、“お婿候補”として囁かれた旧華族の男性が複数いました。実際に上皇さまの姉・池田厚子さんや三笠宮崇仁さまの長女・近衞甯子さんなど、霞会館会員の旧華族と結婚したケースもあります。美智子さまも、そうした“実績”が多数あることから、“出会いの一助になれば”と、佳子さまをお誘いになったのでしょう」


そして“姉のような自由な恋愛結婚は難しい”と、佳子さまが諦念を強められるような状況にもなりつつある。


「自民党が19日に皇族数確保の取り組みとして、結婚後の女性皇族の身分保持などを盛り込む案を大筋で取りまとめました。今後5月上旬から、与野党間で皇室典範改正に向けた議論が本格化していくと見込まれています。改正後に佳子さまが結婚する男性は、公の場に出席することも少なからず求められるはずで、“準皇族”とも言える立場になります。


これまで以上に、お相手が国民の理解を得られる人物なのか、ハードルが上がるのです。だからこそ佳子さまも、これからは皇室に近いコミュニティで、出会いの場を増やしていこうとお考えになっているように感じています」(前出・皇室担当記者)


自由な恋愛をあきらめざるをえない状況で始まった佳子さまの婚活。運命の相手は、“華麗なる一族”から選ばれるのか。

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