関東 あすの雨のピークは明け方~朝 大雨に注意を 来週は「梅雨のはしり」

2022年5月13日(金)16時12分 tenki.jp

関東はあす14日も、明け方から朝をピークに断続的に雨となりそうです。大雨による土砂災害などに注意・警戒が必要です。雨がやんでも、土曜日・日曜日は雲が広がりやすく、月曜日以降も曇りや雨の日が多いでしょう。関東はこの先、梅雨のような天気となりそうです。

土曜 昼ごろまで大雨に注意 熱中症にも気をつけて

本州の南にのびる前線や低気圧の影響で、関東地方は断続的に雨が降っています。雨は強弱を繰り返しながら、あす土曜日(14日)昼ごろにかけて降り続く見通しです。南部の沿岸部を中心に発達した雨雲やカミナリ雲がかかりやすく、局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るでしょう。
今夜も雨の強まる時間があり、その後、一旦降り方が弱まる所もありますが、あす明け方から朝にかけては、再び雨のピークとなりそうです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに注意・警戒が必要です。
雨は、あす昼ごろまでに次第にやむ見込みです。午後も雲は広がりやすいですが、雲が薄くなって晴れ間の覗く所もありそうです。ただ、暖かく湿った空気の影響で大気の状態は不安定で、所々でにわか雨の可能性があります。空模様の変化にお気をつけください。
気温は、きょうよりもグンと上がる予想です。南からの暖かい空気に覆われるため、最高気温は25度以上の所が多いでしょう。東京都心は27度と、6月下旬並みとなりそうです。湿度も高い予想のため、熱中症に注意が必要です。屋外で人との距離がとれる場合にはマスクを外して休憩したり、意識的にこまめに水分を補給したりするようにしてください。

日曜 南部を中心に雲が広がりやすい

あさって日曜日(15日)は、低気圧や前線は離れるものの、すっきりとした晴れの天気とはならなそうです。
関東は、湿った空気の影響で、南部を中心に雲が広がりやすいでしょう。北部では日差しの出る所がありそうです。また、内陸ではにわか雨の所があるでしょう。お出かけの際は、雨具があると安心です。

月曜〜 梅雨のような天気続く

週明け以降も、関東は曇りや雨のすっきりしない日が多くなりそうです。
月曜日(16日)は前線の影響で広く雨が降り、火曜日(17日)も雲の多い天気でしょう。
水曜日(18日)は日差しがあるものの、雨の降る時間がありそうです。
木曜日(19日)と金曜日(20日)も雲が広がりやすいでしょう。
関東甲信地方の梅雨入りは、平年だと6月7日ごろで、もうしばらく先です。「梅雨に先立って現れるぐずついた天気」のことを「梅雨のはしり」と言いますが、週末から来週にかけては、まさに「梅雨のはしり」となりそうです。
その先は、天気は周期的に変わる予想で、本格的な長雨のシーズンの前に、晴れ間の出る日もあるでしょう。そうした日には、貴重な晴れ間を活用して雨どいや側溝の掃除など、梅雨の準備を進めておくと良さそうです。
日本気象協会では、今年の関東甲信地方の梅雨入りを6月4日ごろと予想しています。

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