慰謝料でロレックスを…女子ゴルファーを喰らう「男性キャディ」のモラル崩壊《“トリプルボギー不倫”は氷山の一角》

2025年5月14日(水)12時0分 文春オンライン

 4月20日、熊本で開催された「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、最後まで優勝争いを演じたのが小林夢果プロだった。惜しくも3位に終わった小林プロ以外にも、コースには週刊文春が報じた“トリプルボギー不倫”で話題の面々が集ったが……。


◆ ◆ ◆


若手女子プロ3人と次々に不倫


 3月13日号で報じた 「有名女子ゴルファー3人とトリプルボギー不倫した男」 は、女子ゴルフ界に大きな衝撃を与えた。


 淺井咲希プロ(26)の夫で男性キャディの栗永遼氏(30)が、小林プロ、川﨑春花プロ、阿部未悠プロの若手女子プロ3人と次々に不倫を繰り返していたのだ。


 お相手の1人である川﨑プロは、JLPGAツアーを開幕から5試合連続で欠場。4月14日に所属事務所を通じてこうコメントを発表した。


「この度は一連の報道により世間をお騒がせしまして誠に申し訳ありませんでした」



川﨑プロ


 週刊文春報道を認める形で謝罪したのである。


「京都出身の川﨑プロは“はんなり美人”とファンの人気も高い選手です。複数のグローバル企業とスポンサー契約を結んでおり、不倫報道はそれらの会社にも衝撃を与えました。欠場期間中にスポンサーなどへのお詫び行脚をしていたそうです」(スポーツ紙記者)


 川﨑、阿部両プロがバンテリンレディスで予選敗退に終わった一方で、淺井プロは、本格復帰すらできていない。


「いまだに3選手の謝罪は実現していない。淺井プロは川﨑プロが早々と復帰したことを報じたネットの記事を読んだり、復帰を歓迎するSNSのコメントを見たことで憔悴しきっている。川﨑プロが復帰を表明した翌日から行われた試合は『プレーできる状態ではない』との判断から欠場しました」(淺井プロの知人)


 一方、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は週刊文春報道後の3月12日に「選手個人の私生活上の行為については必要がない限り関与しませんが、本件につきましては弊協会において事実関係を調査する方針です」とコメントした。


“トリプルボギー不倫”は氷山の一角


 ところが、調査は遅々として進んでいない。


「担当者は淺井プロに『事情を聞かせてほしい』と依頼していますが、協会側が示すスケジュールと合わず、淺井プロの体調が思わしくないため事情を聞くに至っていない」(前出・知人)


 ここに週刊文春が新たに入手した協会の資料がある。これは、昨年、JLPGAが作成した「選手の遵守事項」である。


〈JLPGAやその会員のレピュテーションを低下させるような行為を包括的に禁止している〉


 その具体例をこう記す。


〈SNSの不適切な利用、不倫〉


 つまり協会にとって「不倫」は、ご法度なのである。だが、ある現役の男性キャディは、こう嘆息する。


「問題は男性キャディのモラルの低下です。彼らには厳格なコンプライアンス規定がない。たとえキャディが不祥事を起こしても、使い続ける選手がいる限り、そのまま仕事を続けることができるんです」


 実際に女子ゴルフ界の不倫問題は、後を絶たない。


「特に若い男性キャディがどうしようもないんです。女子の試合につけば、すぐに女子選手と関係を持ってしまう人もいる。女子のA選手についていたBキャディは、奥さんに浮気がバレた。最終的にA選手が100万円程の慰謝料を奥さんに払うことで落ち着いたそうです。ところがBキャディは、奥さんを言いくるめてその金でロレックスを買ったと自慢して回っている。他にも女子プロが妻のいるキャディと不倫して慰謝料を払ったという話は山ほどあります。“トリプルボギー不倫”は、氷山の一角。女子ゴルフ界のモラルは崩壊しています」(同前)


 協会には男女の適切な「アプローチ」が求められている。


◆ ◆ ◆


「 週刊文春 電子版 」では、 有名女子ゴルファーを巻き込んだイケメンキャディの“トリプルボギー不倫” 、 華やかな女子選手の「誤爆投稿」 、さらには レジェンドプロも経営に関わるゴルフ場で起きたパワハラと研修生の自殺 など、世間を賑わすゴルフ界の“事件”を報じています。


(「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年5月1日・8日号)

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