入鹿池付近に墜落した空自練習機の一部、製造から30年以上経過…搭乗の隊員2人不明

2025年5月14日(水)23時5分 読売新聞

ボートに乗って現場周辺を調べる消防隊員ら(14日午後5時34分、愛知県犬山市で)=大金史典撮影

 14日午後3時8分頃、愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地を離陸した練習機「T4」1機が同県犬山市の入鹿いるか池付近でレーダーから消え、墜落した。空自によると、搭乗していた1尉と2尉の男性隊員2人が行方不明となり、基地から北東約10キロの場所にある同池付近で機体の一部が見つかった。自衛隊や県警が2人の捜索を続けている。

 空自は事故調査委員会を設置して調査を始めた。県警によると、周囲への被害は確認されていないという。

 発表によると、事故機は空自新田原にゅうたばる基地(宮崎県新富町)の第5航空団に所属。同日午後3時6分、同基地に向かうため離陸し、約2分後にレーダーから消えた。製造から30年以上が経過しているという。

 愛知県によると、入鹿池は全国最大規模の農業用ため池で、観光施設「博物館明治村」が隣接している。

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