今夜から西日本で局地的に激しい雨 明日は東海でも雨が強まる予想
2025年5月16日(金)16時0分 ウェザーニュース

2025/05/16 15:47 ウェザーニュース
今日16日(金)の夜から明日17日(土)は梅雨前線の活動が活発になり、局地的に激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水などに注意が必要です。
1時間に50mmの非常に激しい雨のおそれ
東シナ海から伸びてくる梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込みます。空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつである相当温位は339K前後で、梅雨時期に大きな大雨災害を引き起こすレベルには達していないものの、激しい雨を降らせてもおかしくないレベルです。
九州の東シナ海側は今夜遅くから明日の早朝にかけて、四国太平洋側や近畿南部、中国地方は明日17日(土)の未明から朝にかけて雨雲が発達しやすく、局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降る可能性があります。
道路冠水や中小河川の急な増水、土砂災害などのおそれがあるため注意、警戒が必要です。
午後は強雨の中心が東へ
明日の日中は強雨のエリアが東に移り、東海を中心に雨雲が発達しやすくなります。西日本でも、今日梅雨入りが発表された九州南部で雨の強まりやすい状況が続く見込みです。
九州南部は明日の夕方以降に再び雨のピークとなり、明後日18日(日)まで断続的に激しい雨が降るとみられます。総雨量は多い所で200mm前後に達する可能性がありますので、梅雨入り早々の大雨に警戒をしてください。