「公園にたくさんいた」今年も早い…『蚊』水深2ミリで産卵も 今からできる対策は?【ひるおび】
2025年5月20日(火)15時9分 TBS NEWS DIG
季節外れの暑さで、早くも蚊の活動が始まっています。
すでに蚊に刺された人が・・・
ひるおびLINEアンケート(総回答数10154人)では、
「今年蚊に刺された」という人が27.5%。
蚊に遭遇した人は2人に1人という結果となりました。
「公園にたくさんいた。子どもが3か所ほど刺されてしまった。」(40代主婦)
「自宅の寝室で刺された。蚊が飛んでいる音が気になり、睡眠不足」(40代主婦)
「花壇や雑草のある付近で刺された。早々に対策グッズを購入した」(50代パート)
コメンテーター 高橋ユウ:
もう先週息子が、幼稚園から家に帰る徒歩10分ぐらいで目(まぶた)を刺されました。パンパンに腫れてました。蚊はもうよく見ます。
ヤマザキ動物看護大学の長島孝行教授は、
「蚊の吸血行動は25℃を超えると活発になる。去年、今年と特に早いと思う」
と話します。
蚊は15℃ぐらいから活動を開始し始め、快適なのが25℃〜33度。35℃以上になると動きが鈍ります。
まさに今は動きやすい温度となっているようです。
東京・墨田区の公園で話を聞いてみるとー
「一昨日ぐらいにはもう既に刺されてます。昨日も刺されました。知り合いの人の家の前で立ち話してたんですけど、植木がいっぱいあるお宅なんですね。その時だと思います。」(50代女性)
「ザリガニ釣りをしていたら、子どもは手など刺されていましたね。
通常もっと暑くなってから出てくるから、その頃には対策をするんですけど、まだいると思わないし、緑がいっぱいで気持ちいいところなので、何もしないで行ったら蚊がいっぱいいました。」(30代二児の母)
「産卵場所を減らす」家での対策は
この時期から始めたいのが、家での対策。
水深が2〜3ミリあれば、産卵場所となってしまいます。
≪ベランダ≫
・植木鉢の皿
・バケツの裏のくぼみ
・空き缶
・エアコンの室外機近く
≪庭≫
・自転車のカバー
・ホース
・排水溝
・廃棄タイヤの中
ほかにも、ペットボトルのフタや、捨てられたコンビニの袋に溜まった水なども産卵場所になる可能性があります。
水が溜まるものは置かない、こまめに水を捨てるなど、梅雨を迎える今の時期に対策しておきましょう。
虫よけスプレーの正しい使い方
塗れていない部分はピンポイントで刺される可能性があるので、肌が露出している部分はまんべんなく塗るようにしてください。
顔や首などは、手に吹きかけてから塗るのがおすすめです。
また、虫よけスプレーは空気に触れることで効果を発揮します。
日焼け止めと虫よけを併用するときは、日焼け止めクリームを塗ってから、虫除けスプレーをかけるほうが効果的です。
コメンテーター 高橋ユウ:
虫除けのスプレーじゃなくて塗るタイプのものは家にもあるんですけど、今一番過ごしやすい時期だと思ってたので、まだしまってたんですよね。
コメンテーター 関根麻里:
虫よけのバンドとか、子どもだったらシールもありますよね。そういうもので、対策したいと思います。
(ひるおび 2025年5月20日放送より)