北海道でハロがくっきり 太平洋側は天気がゆっくり下り阪
2022年5月21日（土）12時30分 ウェザーニュース
2022/05/21 12:13 ウェザーニュース
今日21日(土)の北海道は晴れている所が多い一方、所々でハロ(日暈)がくっきりと見えています。
すぐに大きく天気が崩れることはありませんが、太平洋側は夜になると雨の降る可能性があります。
「ハロ」とは
「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時に、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
夜は太平洋側で雨の可能性
北海道に広がる薄雲は気圧の谷に伴うもので、大きく天気を崩すものではありません。
ただ、太平洋側では気圧の谷の接近とともに湿った空気が流れ込みやすくなり、低い雲が増えてくる見込みです。夜にはにわか雨の可能性もあります。ハロが見えなくなり雲が厚くなってきたら、急な雨にご注意ください。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
