ロシア・バルチック艦隊を撃滅した「三笠」の甲板清掃…日本海海戦120周年記念式典を前に
2025年5月28日(水)16時57分 読売新聞
甲板を清掃する参加者(24日、神奈川県横須賀市の記念艦「三笠」で)
海上自衛隊の1等海曹や海曹長で作る「横須賀上級海曹会」が24日、神奈川県横須賀市稲岡町の記念艦「三笠」で甲板清掃を行った。海自隊員や家族ら約220人が参加し、木製の甲板にホースで水をかけ、デッキブラシなどで汚れを落とした。
小学生バレーボールチーム「横須賀ミニーズ」のメンバーも保護者の隊員と一緒に参加。キャプテンの市立浦郷小6年の児童(11)は「初めて参加した。きれいになった三笠を大勢の人に見てもらいたい」と話した。
三笠は1905年5月27、28日、日露戦争の日本海海戦でロシア・バルチック艦隊を撃滅した日本海軍連合艦隊の旗艦で、毎年5月27日に開かれる同海戦記念式典の会場となっており、上級海曹会は式典前に清掃ボランティアを行っている。