前回衆院選で大阪全敗の自民、参院選候補を緊急公募…現職の太田房江氏がストレス障害で不出馬

2025年5月29日(木)19時43分 読売新聞

太田房江氏(2023年)

 自民党は29日、夏の参院選大阪選挙区(改選定数4)の候補者を緊急で公募する方針を決めた。擁立予定だった現職の太田房江参院議員がストレス障害を理由に不出馬を表明したためで、応募者の中から選考を急ぐ。

 森山幹事長と木原誠二選挙対策委員長、青山繁晴大阪府連会長らが党本部で協議し、対応を決めた。木原氏は協議後、記者団に6月10日をメドに選定を終える考えを示した。

 同選挙区を巡っては、自民党本部と府連の調整が難航し、太田氏の擁立が5月半ばまでずれ込んだ。自民は、昨年の衆院選で候補を擁立した府内15選挙区で全敗し、府内での党勢立て直しが課題となっている。

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