週末 沖縄と九州南部は雨 激しい雨も 九州北部~東北は梅雨の晴れ間 広く真夏日に

2023年6月17日(土)8時4分 tenki.jp

あす18日にかけては、沖縄と九州南部では雨が降りやすく、局地的に激しい雨。九州北部から東北は梅雨の晴れ間。最高気温は30℃以上の真夏日の所が多く、熱中症に警戒を。

九州南部 大雨のおそれ

あす18日にかけて、梅雨前線が九州の南に停滞。また前線上に発生する低気圧が通過するため、奄美地方や九州南部を中心に雨雲の発達しやすい状態が続くでしょう。断続的に雨脚が強まりそうです。
きょう17日は、沖縄では午前を中心に雨が降り、局地的に雷を伴って強く降る所もあるでしょう。奄美地方は雨が続き、九州南部も夕方以降は雨の範囲が広がりそうです。あす18日の昼前にかけては、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。九州南部では滝のような非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれもあります。土砂災害に警戒し、落雷や突風にも注意が必要です。
あす18日午前6時までの24時間降水量(多い所)は、九州南部で180ミリとなっています。その後もさらに雨の量が増えるため、雨雲レーダーなどで、最新の情報をこまめに確認してください。

強烈な日差し 厳しい暑さ

きょう17日は九州北部から東北にかけて、広い範囲で晴れる見込みです。あす18日は、九州北部では所々で雨が降りますが、中国・四国から東北では梅雨の晴れ間が続くでしょう。北海道は気圧の谷の影響で、あすの昼頃にかけて雨の降る所がありそうです。
晴れる地域では気温がグングン上がり、熱中症に警戒が必要です。きょう17日は、九州北部から東北で最高気温30℃以上の真夏日地点が続出。あす18日は関東甲信を中心に、さらに気温が高くなるでしょう。あす18日の予想最高気温の分布では、埼玉県北部から群馬県南部にかけて紫色のエリアがあります。これは最高気温が35℃以上の猛暑日が予想される所で、危険な暑さです。
まだ体が暑さに慣れていない時期です。時間を決めて水分をとる、無理をせず適切にエアコンを使うなど、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

あると便利 熱中症対策グッズ

暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。
②日傘や帽子で日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて冷やすことができます。他にもスカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

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