九州 26日~28日 局地的に大雨のおそれ 今後の梅雨の見通しは?

2021年6月25日(金)11時27分 tenki.jp

今週、九州は梅雨の晴れ間が続いていますが、週末は梅雨前線が近づき、九州南部を中心に局地的に大雨のおそれがあります。雨の降り方にご注意下さい。7月上旬にかけて九州は梅雨最盛期になる見込みです。

週末、梅雨前線は九州へ 台風5号の影響は

今週、梅雨前線は沖縄付近に停滞し、九州はこの時季としては珍しく梅雨の晴れ間が長く続きました。今週末から梅雨空が戻り、九州南部を中心に大雨のおそれがあります。
あす26日から梅雨前線が次第に東シナ海を北上し、27日(日)は前線上の低気圧が九州南岸付近へ進む見込みです。低気圧に向かって高温多湿な空気が流れ込むため、梅雨前線の活動が活発になり、九州南部を中心に雨量が多くなり、局地的に大雨のおそれがあります。
あす26日から湿った東風の影響で、九州は次第に雨が降りやすくなり、夜は種子島・屋久島地方は雷を伴い非常に激しく降る所があるでしょう。そして、27日(日)にかけて九州南部や大分県は局地的に100ミリを超える大雨になるおそれがあります。雨の降り方に警戒・注意して下さい。
また、台風5号は、週末に本州の南海上を北上し、来週初めは日本の東海上へ進み温帯低気圧に変わる見込みです。九州は台風の直接の影響はありませんが、あす26日から九州南部や大分県の海上はうねりが入りますので、注意が必要です。

今後の梅雨の見通し

28日(月)は梅雨前線の影響で、九州は広い範囲で雨が降りやすいでしょう。
29日(火)から30日(水)は梅雨前線は九州の南海上へ南下するため、晴れ間がでる所が多くなる見込みです。7月1日(木)から2日(金)は再び梅雨前線が北上してくるため、九州南部から雨が降りやすくなるでしょう。

7月上旬は梅雨最盛期

そして、7月3日以降はしばらく梅雨前線が九州付近に停滞しやすくなります。九州は梅雨最盛期になり、いつ大雨が降ってもおかしくない気象状況になる見込みです。
昨年の7月は「令和2年7月豪雨」があり、九州を中心に記録的な大雨になり、熊本県南部では球磨川が氾濫し甚大な災害が発生しました。
梅雨の最盛期から末期にかけては大雨災害が起こりやすい時季です。いざという時にために、災害への備えを万全にしておきましょう。

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