明日29日も関東は猛暑 最高気温40℃予想の所も 危険な暑さ 熱中症に厳重警戒

2022年6月28日(火)16時4分 tenki.jp

明日29日(水)も関東では強い日差しが照りつけて、連日の猛暑になりそうです。最高気温は40℃が予想されている所もあり、危険な暑さです。熱中症には厳重な警戒が必要です。

明日29日(水) 猛烈な暑さが続く 最高気温40℃の所も

今日28日(火)も本州付近は太平洋高気圧に覆われて、朝からギラギラとした強い日差しが照りつけました。午後4時までの最高気温は東京都心で35.1℃、4日連続の猛暑日になりました。記録的な暑さになっています。関東で一番気温の上がった所は埼玉県鳩山町で37.3℃、猛烈な暑さが続きました。
明日29日(水)は太平洋高気圧の勢力がさらに強まり、強い日差しとともに気温がグングンと上がるでしょう。日中は猛暑日になる所が多く、前橋の最高気温は40℃が予想されています。危険な暑さになりますので、熱中症に厳重に警戒してください。
明日29日(水)は暑さを和らげる、にわか雨もなさそうです。東京の日の入りは午後7時頃で、日差しの出る時間が長いでしょう。夜になっても気温が下がりにくく、寝苦しい夜が続きそうです。寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にも十分ご注意ください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

熱中症の応急処置のポイント

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

暑さはいつまで続く?

7月3日(日)頃までは本州付近は太平洋高気圧に覆われて、晴れの天気が続くでしょう。
あさって30日(木)も猛烈な暑さ、熊谷では最高気温は40℃の予想で、危険な暑さになりそうです。
7月1日(金)から3日(日)も強い日差しが照りつけて、最高気温は内陸を中心に35℃以上まで上がるでしょう。午後は大気の状態が不安定で、内陸を中心ににわか雨や雷雨の所がありそうです。
週明け4日(月)は、太平洋高気圧の勢力が少し弱まって、関東付近には湿った空気が流れ込みやすくなります。雨が降ったりやんだりで、最高気温は30℃前後の所が多いでしょう。極端な暑さは少し落ち着きますが、暑さの質が変わりそうです。湿気が多くて、ムシムシとした不快な暑さになるでしょう。体調管理には、引き続き、お気をつけください。

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