関東 来週は真夏日増加 蒸し暑い一週間に

2020年7月3日(金)17時34分 tenki.jp

5日以降、関東の広い範囲で、最高気温30度以上の真夏日が多くなるでしょう。湿度も高く、ムシムシとした不快な暑さの日が多くなる見込みです。今シーズン初の熱帯夜となる可能性もあります。暑さ対策を万全になさって下さい。

関東 来週は連日真夏日でムシムシ

この先来週にかけて、太平洋高気圧がさらに日本の南に張り出すため、高気圧のふちを回って、関東地方には暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続くでしょう。
そのため、曇りや雨の日が多くなりますが、気温が高く、更に湿度も高くてムシムシとした暑さの続くのが、来週の特徴です。
5日(日)以降、関東の広い範囲で、最高気温30度以上の真夏日が多くなるでしょう。
今週の東京都心では、最高気温30度以上の真夏日になったのは、昨日2日の一日だけでしたが、来週は、最高気温30度以上の真夏日の日が多くなると予想されています。
横浜や宇都宮など各都市でも、最高気温が30度から32度くらいまで上がる日が多いでしょう。

来週は熱中症に厳重警戒!適度にマスクを外して

この先、関東地方の各地で、連日熱中症の警戒ランクが非常に高くなっています。
最も高い「危険」レベルが発表されている日もあります。
気温に加えて湿度も高いと、体から汗が蒸発しにくくなって体温調節がしにくくなります。
体温調節ができなくなって、体に熱がたまってしまうと、めまいや立ちくらみ、けいれん、体のだるさや吐き気など、さまざまな熱中症の症状を引き起こします。こまめに水分補給をするようにしましょう。
さらに、マスクをしていることで熱中症のリスクが高まるおそれがあります。周囲の人との距離を十分にとれる(少なくとも2メートル以上)場所で、マスクを一時的にはずして休憩する、換気をしながら上手にエアコンを利用するなど心掛けて下さい。
加えて、今年は外出自粛期間が長く続いたため、体が外の暑さに慣れるのが遅れていたり、運動不足で体力が落ちていたりして、さらに熱中症にかかるリスクが高くなっている可能性もあります。
十分な睡眠やバランスの取れた食生活をして、体の基礎から整えるとともに、例年以上に熱中症への注意を払うようにしましょう。

夜も寝苦しく 今シーズン初の熱帯夜か?

さて、関東で来週注目すべきは、最高気温と湿度だけではありません。
夜間も気温が下がりにくく、各地で気温が25度以下に下がらない熱帯夜の日も予想されています。もし熱帯夜となれば、伊豆諸島と小笠原諸島を除いて今シーズン初となります。
今のところ、7日(火)以降、各地で熱帯夜となる可能性があります。
まだ気温の予想に幅がありもう少し気温が下がる可能性があるものの、いよいよ今年も寝苦しい季節がやってきました。冷房や寝具などを工夫して、しっかりと睡眠をとり、感染症や熱中症に負けない体づくりを心掛けましょう。

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