今日は満月「バックムーン」 気になる天気は?

2023年7月3日(月)7時0分 ウェザーニュース

2023/07/03 06:55 ウェザーニュース

2023年7月は、今日3日(月)20時39分頃に満月の瞬間を迎えます。7月の満月はアメリカの農事暦で「バックムーン」とも呼ばれます。
今日は中四国〜近畿、東海は満月がバッチリ見られそうです。関東は各地で雷雨の可能性がありますが、雷雨エリア以外では見られる可能性があります。北日本は雲が多めながら、隙間や雲越しにチャンスあり。九州は南部ほど梅雨前線の影響で雨雲がかかり、満月を見るのは難しそうです。

7月の満月、英語で”Buck Moon”

農事暦における満月の呼び方

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、アメリカでは7月の満月を「バックムーン(Buck Moon/男鹿月)」と呼ぶことがあるそうです。
7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたと言われています。

満月とは

太陽、月、地球の位置関係

満月の瞬間がいつになるのかは、太陽・地球・月の位置関係によって計算ができます。
地球から見て、太陽の方向と月の方向の差(黄経差)が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。
つまり満月は、地球から見て太陽と月がほぼ正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
この位置関係の変化によって、地球から見ると月に太陽光が当たっている部分が変わるため、三日月や上弦、満月、下弦など、満ち欠けが移り変わっていくことになります。

参考資料など

The Old Farmers' Almanac
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

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