きょう5日 本州付近の猛暑はトーンダウン 湿度は高くムシムシ

2023年7月5日(水)7時5分 tenki.jp

きょう5日は、東海から中国、四国の最高気温は昨日より低く、猛暑はトーンダウンしそうです。ただ、湿気は多く、ムシムシするでしょう。東北や北陸、関東、九州は所々で真夏日(最高気温30℃以上)になりますので、熱中症にご注意ください。また、沖縄の八重山地方には熱中症警戒アラートが発表されています。

東海から中国、四国は雨で気温ダウン 東北や北陸、関東、九州は所々で真夏日

きょう5日の最高気温は、北海道や東北の日本海側では昨日より高い所が多いでしょう。札幌など28℃前後の所が多いですが、秋田や山形では真夏日(最高気温30℃以上)になりそうです。
関東や北陸は30℃前後の所が多く、蒸し暑さが続くでしょう。引き続き暑さ対策をなさってください。
東海から中国、四国の最高気温は、昨日より低く、厳しい暑さは収まりそうです。昨日より名古屋は8℃低く、大阪は7℃低く、30℃に届かないでしょう。広島や高知も昨日より5℃低く、真夏日から解放されそうです。ただ、湿度は高いため、ムシムシするでしょう。
九州は30℃くらいまで気温が上がり、不快な暑さが続く予想です。沖縄は強い日差しが照り付けて、最高気温は33℃くらいと、体にこたえる暑さでしょう。

熱中症情報

熱中症情報を見ますと、北海道や北陸、東海から中国、四国は「警戒」、関東や九州で「厳重警戒」となっている所が多くなっています。昨日より気温の下がる所も、湿度は高く、ムシムシしそうです。引き続き熱中症対策をなさってください。
沖縄は一番上のレベルの「危険」です。また、八重山地方には熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートとは暑さ指数(WBGT:気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数)が33以上と予測されるときに発表される情報です。八重山地方では、きょう5日は熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にしてお過ごしください。

熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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