【記録的短時間大雨情報】大分県・熊本県で1時間に約110mmの猛烈な雨 道路冠水や土砂災害に警戒

2020年7月7日(火)5時55分 ウェザーニュース


2020/07/07 05:55 ウェザーニュース

梅雨前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、今朝7日(火)未明から福岡県や熊本県、佐賀県周辺では猛烈な雨となっています。5時30分までにの1時間に熊本県山鹿市付近で約110mmの雨量を解析したため、記録的短時間大雨情報が発表されました。
▼熊本県で猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
5時30分までの1時間に、
 山鹿市付近で約110mm(解析雨量)
付近では線状の降水帯が形成されており、このあとも断続的に猛烈な雨が降るおそれがあるため、道路冠水や土砂災害に警戒が必要です。

断続的に猛烈な雨のおそれ

7日(火)昼前にかけては、同じようなところで断続的に猛烈な雨に見舞われるおそれがあります。
すでにこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、河川の氾濫や土砂災害の発生などに警戒してください。

記録的短時間大雨情報とは

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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