関東など 猛烈な暑さが続く 16日頃から10年に一度レベルの高温 熱中症に警戒

2023年7月10日(月)16時29分 tenki.jp

あす11日(火)以降も、全国的に暑さが続きそう。関東甲信を中心に、35℃以上の猛暑日が続出。きょう10日(月)、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表された所もあり、熱中症にはいっそう警戒を。

東海や関東甲信 猛暑が続く

あす11日(火)も、沖縄や九州から関東の太平洋側の地域では晴れ間が出て、日中は気温がグングン上がりそうです。東海や関東甲信を中心に、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。関東では、13日(木)にかけては、アメダス地点の約半数近くで、猛暑日になる可能性があります。
15日(土)からの3連休も各地で厳しい暑さに。17日(月:海の日)の最高気温は、名古屋と東京都心で36℃と体温並みの暑さでしょう。朝晩も気温が下がりにくく、昼間だけでなく、夜間の熱中症対策も欠かせません。

16日(日)頃から かなりの高温

きょう10日(月)、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報です。
奄美地方と九州南部、九州北部、東海、関東甲信、東北、北海道太平洋側と北海道日本海側では、今後2週間は、暖かい空気に覆われやすいため、平年より気温が高くなるでしょう。7月16日(日)頃からは、かなりの高温になることが予想されています。
※関東甲信 かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.5℃以上
翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には、熱中症警戒アラートが発表されます。tenki.jpの熱中症情報では、当日の情報に加えて、10日間の熱中症情報も確認できます。外出時だけでなく、家の中でも熱中症にかかるリスクがあるため、参考にしてください。

熱中症の応急処置

熱中症はできるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋やわきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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