きょう11日 関東甲信 午後は非常に激しい雨や雷雨 河川の増水などに注意・警戒

2022年7月11日(月)7時12分 tenki.jp

きょう11日(月)、関東甲信では昼過ぎから雷を伴って短い時間に激しい雨が降り、大雨となる所がありそう。関東北部では、傘が全く役にたたないほど非常に激しい雨の降る恐れも。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒を。雹(ひょう)の降る恐れがあるため、農作物や農業施設の管理にも注意。

午後は局地的な大雨の恐れ 低い土地の浸水や河川の増水など注意・警戒を

きょう11日(月)、関東甲信では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定となる見込みです。
このため、午前中は晴れ間の出る所が多いものの、午後は広い範囲でにわか雨があるでしょう。局地的に雷を伴って、道路が川のようになるほど激しい雨が降りそうです。栃木県や群馬県など北部では、傘が全く役にたたないほど非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
あす12日(火)にかけて、大気の不安定な状態が続く見込みで、雨雲が予想よりも発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
あす12日(火)にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部:50ミリ
関東地方南部と甲信地方:30ミリ
あす12日(火)6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部:80ミリ
関東地方南部:40ミリ
甲信地方:60ミリ
です。
大雨による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの突風、雹(ひょう)にも注意が必要です。

局地的な大雨 街中での危険な場所は

街中で局地的に激しい雨が降ると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
① 雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
② 浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③ アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

熱中症「危険」レベルの所も 万全の対策を

最高気温は、きのう10日(日)と同じくらいの所が多いでしょう。
東京都心と熊谷は35℃で猛暑日(最高気温が35℃以上)となる見込みで、前橋は34℃、横浜と宇都宮は33℃の予想です。湿度が高く、かなり蒸し暑く感じられそうです。
熱中症情報をみますと、東京都心や横浜、熊谷、前橋では「危険」レベルになっています。屋内でも冷房を適切に使用して、涼しい環境で過ごしましょう。また、適度に休憩をとり、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症にならないよう、万全の対策を心がけてください。

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