台風8号が熱帯低気圧化
2018年7月12日(木)6時35分 ウェザーニュース
2018/07/12 06:24 ウェザーニュース
7月12日(木) 3時、台風8号(マリア)は華中で熱帯低気圧に変わりました。
▼温帯低気圧 12日(日) 3時現在
存在地域 華中
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西北西 30 km/h
中心気圧 998 hPa
台風の名前「マリア」
米国の女性の名前が由来です。台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風前後の低気圧の違い
台風は、台風のまま生まれることは、まずありません。
日本の南で熱帯低気圧として発生し、発達して中心付近の最大風速が17.2m/s以上となると「台風」と呼ばれます。
勢力が弱まって、中心付近の最大風速が17.2m/s未満になると、再び「熱帯低気圧」と呼ばれます。
温帯低気圧とは何が違う?
「台風は温帯低気圧になりました」という表現も耳にします。この、温帯低気圧と熱帯低気圧は、まったくの別物。
その違いは「低気圧の構造」という、少々小難しい話になります。
ざっくり言うと暖かい空気「暖気」のみで出来ているのが熱帯低気圧、北からの冷たい空気「寒気」が入り前線があるのが、温帯低気圧ということになります。