汗滴る祇園祭 3連休の関西は厳しい暑さに 35度以上の猛暑日も 熱中症に厳重警戒

2023年7月14日(金)14時14分 tenki.jp

明日15日(土)以降は太平洋高気圧の勢力が拡大する見込みです。3連休は、関西で夏空の広がる所が次第に多くなり、厳しい暑さになるでしょう。特に、16日(日)と17日(月)は、内陸部で体温越えの暑さとなりそうです。17日は、京都の祇園祭、前祭・山鉾巡行が執り行われます。熱中症に厳重な警戒が必要です。

16日(日)と17日(月)はカンカン照りの暑さ 日焼け止めと水分補給はこまめに!

15日(土)は、梅雨前線が北日本へ北上しますが、前線の外側の雨雲が北部の一部にかかる可能性があります。また、中部や南部でも湿った空気の影響でにわか雨の所があるでしょう。16日(日)と17日(月)は、夏の太平洋高気圧が西日本付近に勢力を強め、近畿各地で夏空が広がりそうです。日中は強い日差しが照りつけ、内陸部を中心に外出が危険な暑さになる所もあるでしょう。
17日(月)は、京都の祇園祭、前祭・山鉾巡行(さきまつり・やまほこじゅんこう)が執り行われますが、京都市内で36度くらいまで気温が上がる見込みです。大阪でも猛暑日一歩手前の、うだるような暑さになるでしょう。暑さ対策、紫外線対策を万全に行うようにしてください。

あると便利 熱中症対策グッズ

夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)

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