今日も激しい雷雨に警戒 道路冠水や突風、ひょうなどのおそれ

2021年7月14日(水)7時15分 ウェザーニュース

2021/07/14 07:16 ウェザーニュース

今日14日(水)も上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。広範囲でゲリラ豪雨が発生するおそれがあります。
特に関東から近畿にかけてが激しい雷雨になりやすく、道路冠水や低地の浸水、落雷や突風、ひょうなどに警戒が必要です。

大気の状態が不安定 雨雲が発達しやすい状況

上空5500m付近には−6℃以下の寒気が居座り、全国的に大気の状態が不安定です。特に寒冷渦と呼ばれる上空の寒気による低気圧の周辺で雨雲が発達しやすくなります。
この寒冷渦が今日はゆっくりと東北南部付近から近畿方面に向かって南西方向に移動するため、関東など東日本から近畿にかけて雷雨が発生しやすくなります。特に関東甲信から東海、近畿の内陸部や山沿いでは積乱雲が発達しやすく、激しい雷雨となる可能性が高くなっています。
激しい雨による道路冠水や土砂災害、落雷、突風、ひょうなどのおそれがあります。黒い雲に覆われて外が暗くなると、まもなく激しい雨が降り出します。外にいる場合は建物の中に移動したり、外出のタイミングをずらすようにしてください。
関東の平野部でははここ数日に比べると発生しにくくなるものの、梅雨前線の延長線上にあたるため風の収束によって局地的に雨雲が発達する可能性があります。

西日本では都市部への流れ込みやすい風向き

また、西日本では上空の風に流されて、中国山地などで発生した雨雲が大阪や神戸などの都市部や、広島や岡山など瀬戸内海沿岸に移動するため、北側の空の変化に注意してください。
発達した積乱雲が近づき、底が黒い雲に覆われて外が暗くなると、まもなく激しい雨が降り出します。外にいる場合は建物の中に移動したり、外出のタイミングをずらすようにしてください。

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