週間 猛烈な暑さに警戒 夏空に浮かぶ雲は入道雲に
2019年7月29日(月)11時49分 tenki.jp
この先は、日中は猛烈な暑さで、熱帯夜が続く所もあるでしょう。連日、午後は雲が発達しやすく、山では夏の風物詩ともいえる入道雲にまで成長することも。夕立に注意。
あすの天気 広く強い日差し 山沿いは雷雨
30日(火)は、本州付近は太平洋高気圧に覆われるでしょう。南西から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。気温が上がる午後は、九州から関東で大気の状態が不安定になるでしょう。また、北海道の北を前線を伴った低気圧が東へ進む見込みです。
沖縄は大体晴れるでしょう。九州から関東は、曇りマークとなっていますが、強い日差しが照りつける時間帯がある見込みです。午後は山沿いを中心に雷が鳴り、雨が激しく降るでしょう。平地でも局地的に雲が発達し、にわか雨がある見込みです。降れば、ザッと強く降る雨です。雷が鳴ることもあるでしょう。通り雨にあわずにすむかもしれませんが、お出かけは折り畳み傘があると安心です。
東北や北海道は、朝まで雨や雷雨の所があり、日中も雲が多いでしょう。
あさって以降の天気 夕立に注意
この先も、本州付近は太平洋高気圧に覆われるでしょう。この高気圧は、次第に北海道付近まで張り出す見込みです。31日(水)以降は、夏空が広がる所が多いでしょう。ただ、北海道の道北では、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多い見込みです。
太平洋高気圧の勢力は、まだ安定せず、日本付近に暖かく湿った空気が流れ込みやすいでしょう。気温が上がる午後は、山沿いで雲が発達する見込みです。入道雲にまで成長することもありそうです。晴れていても、急に雷雨になる所があるでしょう。平地でも、局地的に雲が発生し、雷雲にまで発達することがある見込みです。
連日、天気の急変に注意が必要です。登山やアウトドアレジャーなどの計画は、急な雨への備えも考えておきましょう。
熱中症 昼夜を問わず対策を
3日(土)頃にかけて、日本列島は上空1500メートル付近で18度以上の暖気に覆われるでしょう。日中に晴れると地上の気温が30度を超える目安となる暖気です。本州では、4日(日)以降も、この暖気に覆われるでしょう。
九州から東北は、最高気温が33度から35度くらいの日が続く所が多い見込みです。夜も気温は下がりにくく、連日25度を下回らない熱帯夜の所があるでしょう。夜、寝る前にも水分を摂るなど、夜でも熱中症対策が必要です。
北海道も、内陸を中心に最高気温が30度以上の真夏日が続く所があるでしょう。北海道の暑さのピークは31日(水)頃となる見込みです。