5日も広く晴れて厳暑 台風6号接近で沖縄と奄美は猛烈な風 北海道には前線の雨雲

2023年8月5日(土)8時18分 tenki.jp

きょう5日(土)は、九州から東北は日差しが強く、厳暑。所々で雷雲が発達。台風6号の影響が続く沖縄と奄美は大荒れの天気で、外出が極めて危険な猛烈な風も。一方、前線が停滞する北海道は、北部を中心に雨が強まる。

九州から東北は多くの所で晴れ 北海道は北部中心に雨脚強まる

きょう5日(土)も、九州から東北にかけては多くの所で晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。
ただ、南から流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態は不安定。九州南部をはじめ、太平洋側では午前中から雨雲の湧く所があり、午後は日本海側も含めて所々でにわか雨や雷雨に。局地的には、道路が冠水するほどの激しい雨が降るでしょう。
屋外のレジャーなどは、ヒンヤリした風が吹いてくる、ゴロゴロという雷の音が聞こえてくる、といった、天気急変のサインに気を配ってください。
前線が停滞する北海道は、雨が降ったりやんだり。特に北部では雨の時間が長い上に、たびたび降り方が強まります。低い土地の浸水や土砂災害に警戒が必要です。

台風6号 再びかなり接近 沖縄本島地方と奄美地方で大荒れの天気

台風6号は、5日午前7時現在、久米島の北を1時間におよそ10キロの速さで東北東へ進んでいます。
南西諸島は雨や雷雨。場所によっては、線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。風も強く、荒れた天気が続くでしょう。
特に、沖縄本島地方と奄美地方では、最大風速30m/s(最大瞬間風速45m/s)と、走行中のトラックが横転するほどの猛烈な風が吹き、屋外での行動は極めて危険な状況となりそうです。沿岸の海域は、猛烈にしけるでしょう。

広範囲で厳しい暑さ 今年最多の41都府県に熱中症警戒アラート

最高気温は、全国的にきのうと同じくらいで、広い範囲で猛烈な暑さ。
熱中症情報を見てみますと、九州から東北にかけて、最も上のランクの「危険」となっています。
熱中症警戒アラート(熱中症を予防することを目的に環境省と気象庁が共同で発表し、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報)が、
東北6県、新潟県と北陸3県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、近畿・中国・四国・九州北部の全府県、鹿児島県(奄美地方除く)と、今年最多の41都府県に発表されています。

熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的に取るべき行動が4つあります。
①身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
②特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
③エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
④熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。

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