「立秋」を過ぎたのに 午前中から猛烈な暑さ すでに気温35℃台も 熱中症に警戒

2022年8月8日(月)11時28分 tenki.jp

暦の上で秋になっても、暑さはおさまりません。8日月曜は、関東から西を中心に、午前中から気温がグングン上がり、富山市などでは、すでに「猛暑日」になりました。午後は、暑さがさらに厳しくなりますので、熱中症に警戒してください。

立秋を過ぎたのに 午前中から「猛暑日」

きのう7日日曜は、二十四節気の「立秋」。暦の上では、すでに秋になりました。
ただ、実際は、暑さがなかなかおさまりません。きょう8日月曜は、関東から西では、変わりやすい天気で、所々に雨雲がかかっていますが、日差しが照り付けている所では、気温がグングン上がっています。
11時までの最高気温は、富山市で35.8℃、鳥取県鳥取市青谷で35.4℃、徳島県美馬市と鹿児島県肝付町前田で35.3℃と、すでに「猛暑日(最高気温35℃以上)」になりました。金沢市や福岡市などでも、最高気温34℃台まで上がってきています。
また、東京都心は32.8℃、名古屋市は32.7℃、大阪市は33.7℃、広島市は33.1℃となっています。

午後は「危険な暑さ」の所も

午後は、暑さが一段と厳しくなるでしょう。最高気温は、関東から西では35℃前後と、「猛暑日」地点が増えそうです。東北は30℃くらい、北海道は25℃前後の所が多いでしょう。
熱中症情報を見ますと、関東から西では、一番上のレベルの「危険」となっています。熱中症の危険度が高まるおそれがありますので、できる限りの対策を行ってください。
また、東北や北海道でも油断はできません。熱中症情報は、仙台市では「厳重警戒」、札幌市でも「警戒」レベルとなっています。無理をしないで、涼しくしてお過ごしください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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