東海・近畿など22府県に熱中症警戒アラート 大阪府では今日が初

2021年8月8日(日)6時45分 ウェザーニュース

2021/08/08 12:58 ウェザーニュース

環境省と気象庁は、今日8月8日(日)を対象とした熱中症警戒アラートを、全国22府県に対して発表しました。
大阪府を対象としたアラート発表は、今年の運用開始以来初めてです。
厳しい暑さとなるため、こまめな塩分・水分補給はもちろん、室内でも無理せずにエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。

暑さ指数(WBGT)が高く非常に危険

<熱中症警戒アラート発表 今日8月8日(日)対象>
青森、秋田、山形、群馬、長野、静岡、愛知、岐阜、三重、新潟、富山、石川、滋賀、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、広島、徳島、香川、愛媛
今日8日(日)は、台風が近づく関東や九州エリアでは、暑さ指数の上昇は抑えられる予想です。
一方、その他のエリアでは暑さ指数が上昇します。東海や近畿の一部では気温が体温を上回るようなところもある予想です。
屋外での行動はなるべく避け、涼しい屋内で過ごすようにしてください。屋内であっても、クーラーの使用や小まめな塩分・水分補給で熱中症予防を心がけてください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、これまでの高温注意情報を置き換えるものです。
昨年は関東甲信の1都8県を対象に熱中症警戒アラート(試行)として運用されていましたが、今年から全国で本運用が始まりました。

暑さ指数(WBGT)とは

暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射など周辺の熱環境、気温の3つの要素から計算されています。
熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。
環境省と気象庁は今年から一部地域で、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。

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