台風14号 やや発達しながら宮古島地方に接近
2018年8月11日(土)22時45分 ウェザーニュース
2018/08/11 22:47 ウェザーニュース
11日(土)21時現在、台風14号(ヤギ)は、やや発達しながら沖縄本島地方と宮古島地方の間を西に進んでいます。沖縄県と奄美地方が風速15m/s以上の強風域に入っています。
▼台風14号 11日(土) 21時現在
存在地域 宮古島の東約150km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 西 20 km/h
中心気圧 990 hPa
最大風速 20 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 30 m/s
沖縄県の北大東では21.1 m/sの最大瞬間風速が観測されています。那覇でも17.2 m/sの最大瞬間風速を観測しました。
12日(日)未明に宮古島地方に最接近中
台風14号のこれまでの進路、11日21時の衛星画像、雨雲レーダー、風の観測
今後、台風は勢力を少し強めながら北西に進んで、沖縄本島地方からはしだいに離れるものの、12日(日)未明にかけて宮古島地方など先島諸島に接近する見込みです。
沖縄では、強風や一時的な雷雨、高波、高潮注等に注意が必要です。
台風はその後、東シナ海を北西に進み、中国大陸に上陸して勢力を落とし、13日(月)にも熱帯低気圧になる見込みです。
台風の名前「ヤギ」
ヤギ(Yagi)は、日本が提案した名称で、やぎ座が由来です。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。