2週間天気 8月いっぱい猛暑収まらず 急な雷雨にも注意
2023年8月18日（金）11時32分 tenki.jp
この先2週間は夏の高気圧が主役で、各地とも気温の高い状態が続くでしょう。暑さと湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、特に内陸や山沿いでは連日のように急な雨や雷雨がありそうです。8月いっぱいは熱中症と天気の急変に注意が必要です。
前半(19日〜25日) 週末は晴天と猛暑 来週後半は太平洋側でぐずつく
土日も晴れて厳しい暑さになる所が多いですが、北海道〜九州は内陸を中心に午後は急な雨や雷雨があるでしょう。山の上流で大雨になると、下流は晴れていても急に増水することがあります。山や川のレジャーはこまめに気象情報をチェックしてください。
関東〜九州では、来週の前半は晴れる所が多いでしょう。ただ、後半は南から湿った空気が流れ込むため太平洋側を中心に雨が降りやすくなりそうです。曇りや雨でも最高気温は東京都心や名古屋、大阪などで32〜33℃くらいと、かなりの蒸し暑さでしょう。
東北や北海道も、来週は晴れる所が多いですが、北海道では24日(木)頃から雨が降りやすくなりそうです。最高気温は、仙台や札幌で35℃近くまで上がる日があり、場所によっては35℃以上の猛暑日になるでしょう。
後半(26日〜31日) 8月最後の週も関東以西は高温 北は秋の気配も
8月最後の週も、暑さをもたらす夏の高気圧が本州付近を覆う日が多いでしょう。
関東〜九州は晴れて気温の高い状態が続きます。東京都心や名古屋、大阪、福岡は連日のように最高気温が35℃くらいまで上がる予想です。最低気温も25℃以上の所が多く、熱帯夜も続くでしょう。暑さが長引くことで体に疲れがたまりやすくなるため、体調管理には十分ご注意ください。内陸や山沿いでは引き続き急な雨や雷雨にも注意が必要です。
一方、東北や北海道は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。厳しい暑さも落ち着いて、北海道内では最高気温が9月上旬並みの所もありそうです。季節を分ける雨となるかもしれません。
