西日本や東海などで局地的な激しい雨　土砂災害に警戒

2021年8月21日（土）8時41分　ウェザーニュース

2021/08/21 08:24 ウェザーニュース

今日21日(土)朝は、東海や紀伊半島の南部などで雨が降っています。また、九州の北西からは雨雲の塊が近づいています。
今日も南から流れ込む湿った空気の影響で、東海や四国など太平洋側を中心に局地的な激しい雨となるおそれがあります。

発達した雨雲が太平洋側で発生しやすい

雨雲の予想（21日15時）

今日も本州の南東にある高気圧の縁を回る湿った空気が次々と太平洋側に流れ込んでいます。さらに、西から低気圧が接近してきて、東からも湿った空気が流れ込みやすくなっています。
この湿った空気によって夜まで雨雲が発生しやすく、昨日ほどの広範囲での雨では無いですが、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨となる可能性があります。
短時間で道路冠水が発生したり、小さな川や用水路などが急に増水することが考えられますので、注意が必要です。また、これまでの雨で土の中の水分量が多くなっているエリアでは、土砂災害の発生にも警戒が必要です。