台風11号は沖縄に接近の恐れ 猛烈な暑さまだ続く 9月に入っても厳暑 2週間天気

2023年8月29日(火)11時47分 tenki.jp

台風11号は沖縄に接近の恐れ。大荒れの天気となる恐れがあり、早めの台風対策を。本州付近は厳しい残暑が続くでしょう。この先2週間の天気と気温の傾向です。

台風の動向に注意 台風11号は沖縄に接近の恐れ

日本のまわりには3個の台風があります。台風9号はフィリピンの東から南シナ海へ進むでしょう。台風10号は日本の東を東進し、次第に温帯低気圧に変わる見込みで、日本列島への大きな影響はないでしょう。
一方、台風11号は、今後も発達しながら北上し、31日(木)から9月2日(土)頃にかけて沖縄地方に暴風域を伴って接近する恐れがあります。沖縄地方では31日(木)から9月2日(土)頃にかけて暴風が吹き、大荒れの天気となる恐れがあります。台風本体の活発な雨雲もかかり、雨も強まるでしょう。沿岸の海域では、うねりを伴って大しけとなりそうです。接近前に早めの台風対策をなさってください。
また、九州地方でも9月1日(金)頃から2日(土)頃は高潮となる恐れがあります。九州には台風周辺の湿った空気が入り、雨脚の強まることもあるでしょう。最新の台風情報にご注意ください。

厳しい残暑が続く

この先1週間も本州付近は太平洋高気圧の圏内で、晴れて、厳しい暑さの日が多くなりそうです。東北から九州では、所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。特に31日(木)頃は東北の日本海側や北陸ではフェーン現象の影響もあり、体温超えの暑さとなりそうです。厳しい暑さが続きます。引き続き熱中症に警戒してください。また、水不足となっている新潟県では、この先1週間も雨の降る日はほとんどなく、なかなか水不足は解消しないでしょう。
北海道は前線の影響で雲が広がりやすく、9月1日(金)から2日(土)は日本海側を中心に雨が降りそうです。

2週目も厳しい残暑

6日(水)以降も北海道は雲が多く、雨の降る日が多いでしょう。東北や北陸も雨の降る日が増える見込みです。新潟県でも雨マークが多くなり、恵の雨となりそうです。関東から九州は晴れる日が多いですが、所々でにわか雨はあるでしょう。
2週目も最高気温、最低気温ともに平年より高い所が多く、厳しい残暑が続くでしょう。関東から九州では日中の気温は35℃くらいまで上がる日もありそうです。9月に入ってもしばらくの間、熱中症対策が欠かせない状況が続くでしょう。

台風が近づく前の対策 暴風に備えて

台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、暴風に対して、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。

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