インフル対策はわずか4人に1人 愛媛県は14%で全国最下位

2019年9月27日(金)16時30分 ウェザーニュース


2019/09/27 15:27 ウェザーニュース

昨日26日(木)、東京都は異例の早さでインフルエンザの流行開始を発表しました。
ウェザーニュースでは、インフルエンザ対策に関する緊急調査を実施。全国8,381人の回答を集計した結果、4人に1人しかインフルエンザ対策を行っていないということが分かりました。

全国最下位は愛媛県の14%

都道府県ごとにみてみると、最も高いのは石川県で35%。
一方、最も低いのは愛媛県の14%と、非常に少ない結果となりました。
インフルエンザの流行開始が発表された東京も、すでに対策をとっているのは25%にとどまっています。
例年だと12月頃から患者数が増え始めるインフルエンザ。
今年は、例年に比べて非常に早い時期から流行り始めているため、対策をまだとっていない方が多いと考えられます。
対策として一般的なのは予防接種ですが、ワクチンが本格的に市場へ流通するのは例年10月以降であることから、今季すでに予防接種を行っている人はごくわずかかもしれません。
ただ、帰宅後のうがいも対策としては非常に有効であるため、今一度正しい方法を確認し、実践することをおすすめします。

効果的な手洗いの方法

石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。
インフルエンザは、今後一層の流行拡大が考えられますので、手洗いを徹底し感染を予防してください。

参考資料など

参考:厚生労働省HP
取材:横浜相原病院(神奈川県横浜市)の吉田勝明院長
調査:ウェザーニュースアプリ「ソラミッション」より
2019年9月25日26日 8381人参加


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