【満足度の高い理系の名門大】東京農工大学に通う学生に聞いた「本音で一言!」
2024年10月1日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン
25年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2025』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2023年12月時点に執筆した『大学図鑑!2025』をもとにしています)
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東京農工大学はこんなところ!
現状維持の安定を好むつつましいのどかな人々。積極性には欠けるが敵意を感じさせない協調性ある穏やかなキャラクターで、何が起きてものんびり控えめ。
知名度の低さはかなりのもの。東京農業大学と間違えられ、「大根踊りするんですか」と聞かれるのは、あるあるパターン。企業からは、やる気やまじめさが高評価。
多くの学生が、農工大を「大好き」と言い切る。これは、いい意味でかなり珍しい現象である。府中キャンパスの学生は「小金井のほうがおしゃれ」と言い、小金井キャンパスの学生は「府中のほうが女子が多くて華やか」と言う。
サークル活動を除くと両キャンパスの交流は少なく、お互いが「あっちとはかなり雰囲気が違う」と思っているが、部外者の目から見ると学生のキャラは似ている。幸せそうで、やけに落ちついていて、あまり若さは感じられない。学生数が多くないこともあり、両キャンパスともアットホーム。
理系大学にしては女子学生の比率が高く、工学部で2割を超えた。農学部では約5割。「最近おしゃれな人が増えてきた」(農学部生)という声も聞かれるが、男女問わずパーカー率が高い。学科、サークル、研究室などの団体ごとにオリジナルのパーカーを作っている。生物生産学科と共同獣医学科はつなぎを、機械システム工学科はブルゾンを着て、実験や実習を行う。