三連休最終日の北日本太平洋側は大雨警戒 沿岸部は暴風のおそれ

2022年10月10日(月)7時20分 ウェザーニュース

2022/10/10 07:15 ウェザーニュース

今日10日(月)、低気圧や前線の影響で北日本を中心とした広い範囲で雨が強まっています。特に北日本の太平洋側は大雨や暴風に警戒が必要です。

東北や北海道の一部に暴風警報

上空に寒気を伴った低気圧が日本海を進んでいて、中心から伸びる前線が東北を通過しています。南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が不安定です。
北日本の太平洋側では一部で雨が強まっていて、1時間に20mm以上の雨を観測した所があります。
また、風も次第に強まり、7時00分までの最大瞬間風速は北海道室蘭市で21.2m/s、根室市で19.0m/sを観測しました。7時00分の時点で宮城県に洪水警報、岩手県と北海道の一部には暴風警報が発表中です。午後はさらに風が強まるとみられます。
東北では昼前にかけて、北海道では夕方にかけて断続的に強い雨が降り、総雨量は多い所で150〜200mmに達する予想となっています。河川の増水や氾濫、土砂災害などの発生に警戒が必要です。

寒冷前線通過で北陸なども強雨

雨雲レーダー

また、低気圧から南に伸びる寒冷前線が北陸や東海を通過しています。前線周辺では雨雲が発達し、7時00分までの1時間に、長野県王滝村・御嶽山で21.5mmの強い雨、石川県七尾市で11.5mmのやや強い雨を観測しました。
地震の影響で警報の発表基準が引き下げられている石川県珠洲市には大雨警報が発表されています。
寒冷前線による雨は長くは降り続かないものの、雷雨や突風のおそれがありますので、北陸や東海、甲信では昼過ぎまで、東北の日本海側では夕方まで注意が必要です。

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