桜島の噴煙が西に流れ、鹿児島市で火山灰が積もる
2023年10月13日（金）9時20分 ウェザーニュース
2023/10/13 09:23 ウェザーニュース
鹿児島県の桜島では11日(水)から噴煙がやや多くなっていて、今日13日(金)は噴煙が西方向に流れています。
鹿児島市の市街地で降灰があり、ウェザーニュースアプリの投稿機能「ウェザーリポート」でも、地面や車の上などに火山灰が積もっているという報告が多くなっています。
今日いっぱい、低い噴煙は西へ
ウェザーニュースアプリ「ソラミッション」での報告状況
桜島では噴火や爆発が発生した場合、噴煙量が気象台の定める「中量」以上の時に通報されています。今朝は4時44分に噴火（火口上1100m）が、5時07分に爆発（火口上1500m）が通報されていますが、通報にない時間帯も噴煙量中量未満の噴火が継続しているとみられます。
通報基準値未満の低い噴煙は、今日は東風の影響で西方向に流れる状況が続くとみられ、鹿児島市方向では今日いっぱい噴煙が流れてきやすい状況が続くとみられます。
噴煙が高く上がった場合には、上空では南寄りの風が吹いているため、北西〜北東方向にも流れる可能性があります。
写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
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