北日本 前線通過で午後は荒天に 北海道は警報級の暴風に警戒

2021年11月9日(火)11時54分 tenki.jp

寒冷前線で、東日本から北日本の広い範囲で雨が降っています。このあと、北日本付近に前線が進む見込みで、東北や北海道で荒れた天気になるおそれがあります。

雨雲は北日本へ

きょう9日午前は、東海や関東を中心に寒冷前線に伴う発達した雨雲がかかり、激しい雨の降った所もありました。
この前線に伴う発達した雨雲が、次第に北日本に広がる見込みです。
北日本では、あす10日にかけて、非常に激しい雨や雷雨となり大雨となるおそれがあるため、気象情報をこまめにご確認ください。

雨の強まるタイミングは

北日本では寒冷前線の通過のタイミングで、雨や風が強まる見込みです。
東北ではすでに雨の強まっている所があり、北海道も夕方頃から、発達した雨雲がかかるとみられます。
あす朝までに予想される雨量(いずれも多いところ)
北海道の日本海側 120ミリ
北海道の太平洋側 150ミリ
東北の太平洋側  120ミリ
大雨による土砂災害や低い土地の浸水のほか、落雷や突風にも注意が必要です。

北海道は暴風にも警戒

北海道では、低気圧や前線の影響で、日本海側北部や太平洋側西部を中心に風が強まっています。
朝から沿岸を中心に風速20メートルを超す風が吹いていて、午前11時現在、暴風警報の発表されている地域もあります。
今夜にかけて、風の強い状態が続き、警報級の暴風となる地域が広がるおそれがあるほか、海では波が高い状態も続きます。
雨だけでなく、暴風にも警戒してください。

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